松原豊 写真展
Local public bath "Sento"
【会 期】2022年1月6日(木) 〜 2月13日(日)
【会 場】本館2F / 展示室
【休館日】火・水(祝日は開館)1/13・14・31
Local public bath "Sento"
私たちの身近にある銭湯。
温泉とは雰囲気も形式も違うそこは、古くから続く日本庶民の生活文化が色濃く見られる場所だ。
2006年頃からゆったりとしたペースで撮り始めた、三重県の銭湯写真。
稼働中の銭湯を撮影し、その空気感を閉じ込めておきたい、と記録を進めた。
道路に面した暖簾をくぐると番台があり、そして脱衣場がある。
浴槽までの距離が短く、すぐ湯に浸かれるのは地方銭湯では馴染みのスタイルである。
男湯 / 女湯
富士山ペンキ絵
オカマドライヤー
時の流れが刻み込まれた空間には、それぞれに個性的なデザインが見られ、人に使われているからこその美しさが宿る。
独特の世界観と、そこに映る「もの」たちの存在を確かめながらじっくりと鑑賞すれば、「目で浸かる」体験に繋がるはず。
そして、いよいよ入浴したくなったら銭湯に足を運ぼう。
あなたのLocal public bath “Sento”へ、いざ行かん。
松原豊
写真家
MATSUBARA, Yutaka
Photographer
1967 三重県生まれ
写真専門学校(名古屋ビジュアルアーツ)を卒業後、
カメラマンアシスタントなどを経て、フリーランスになる。
現在 三重県津市美里町 在住、作品制作を行う。
2013 第62回伊勢神宮式年遷宮(御遷宮対策委員会)記録撮影担当
専門学校 名古屋ビジュアルアーツ非常勤講師(2020年3月まで)
ギャラリー176(大阪)運営メンバー
写真好学研究所所長(三重県津市美里町)
gallery0369(三重県津市美里町)オーナー
国立鈴鹿高等専門学校非常勤講師(2021年10月〜)
- 写真集・本 -
2011 写真集「村の記憶」(月兎舎)出版
共著:
2012 写真集「生きる」 – 東日本大震災から1年 – (公益社団法人日本写真家協会編)
2015 植島啓司氏(宗教人類学者)との共著「伊勢神宮とはなにか日本の神は海からやってきた」
(集英社ビジュアル新書、撮影担当)
- 個展 -
2011 写真展「村の記憶」(新宿、大阪ニコンサロン)
写真展「路地の湯」(HCLNagoya Gallery / 名古屋)
2017 写真展「Local public bath”Sento”」(gallery176 / 大阪)
2018 写真展「青森」(gallery176 / 大阪)
2019 写真展「EURASIA 2004 winter」巡回展(gallery176 / 大阪、HCL Nagoya Gallery / 名古屋)
写真展「Local public bath “Sento”」( 1839當代藝廊 / 台湾・台北)
2020 写真展「Local public bath “Sento”」(TOTEM POLE PHOTO GALLERY / 東京)
2021 写真展「Local public bath “Sento”」(伊勢現代美術館 / 三重)
2022 3月開催予定 写真展「界隈」(アルスプラザギャラリー / 三重)
- グループ展 -
2012 写真展「生きる」 – 東日本大震災から1年 -
(公益社団法人日本写真家協会 / 東京、仙台、ドイツPhotokina)
2017 TAIWAN PHOTO 2017 「Local public bath“Sento”」 (新光三越 / 台湾・台北)
2018 TAIWAN PHOTO 2018「Local public bath“Sento”」 「恐山」(新光三越 / 台湾・台北)
2019 1839當代藝廊(台湾)× gallery 176(日本)交流展
「gallery 176 写真家6人|それぞれの視点、それぞれの世界」
「Local public bath“Sento”」( 1839當代藝廊 / 台湾・台北)
- 受賞歴 -
2012 「村の記憶」三重県津市文化奨励賞 受賞
2012 「村の記憶」林忠彦賞候補 最終ノミネート
- 主な役職 -
名古屋ビジュアルアーツ非常勤講師(2020年3月退任)
写真好学研究所 所長
三重県生涯学習センター学校向け文化体験プログラム講師
国立鈴鹿高等専門学校非常勤講師(2021年10月〜)