[ 三重の立体造形作家たち展 ] 本展は、会期を前期・後期に分け、それぞれ5人の作家が出展。 前期の出展作品をご紹介致します。
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【作品紹介.8】 平田茂「跡 - あと -」
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《作家コメント》
- 今作によせて -
対象の記憶をたどる
表面にある皺(しわ)や跡を彫刻したい
白い大理石を目の前にすると、石の模様に惹かれながらも触覚的な感覚で素材を掴みたくなる
決まった形を持たない表面を追う、
削られた形態をさらに追う、
現れた形に感情や記憶を追う、
形跡と痕跡の間を縫うようにして作品があらわれてくる
記録と記憶はちがう
そこにみえない存在への問い、形態からの記憶への問いかけ 作品が媒体となればと願う、
鑑賞する方の記憶に触れながらも
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《前 期》
2022年3月6日(日)〜5月8日(日)
出展者・・・黒宮亮介 / 髙橋光彦 / 平田茂 / 宮本治 / 宮本京子
《後 期》
2022年5月15日(日) 〜 7月24日(日)
出展者・・・惠村正大 / 志村高弘 / 鈴木律子 / 前村実 / 山本莞ニ
【休館日】火・水曜(祝日は開館) ・4/26〜28・5/9〜14・6/20〜24・7/4〜7
【最終日】5/8(日)・7/24(日)は15:00まで